2005年03月30日

オーストラリア広しといえど、ここまで市民に役立つシステムが発達しているのはここパースだけ。
今回は「世界で一番住みたい街パース」と言われる理由の一つに入る(?)であろう、CATバスをとりあげてみました。
 
パース市内の中心を走る無料のシャトルバス、CAT(The Central Area transit) は市民の重要な足。便数が多く、市内中心部を絶えず循環している。またドアのステップが低く設けられていて車椅子やベビーカーの乗り降りも楽にできるよう配慮がされている。
 
 

per0331-1 シルバーの車体にはネコの絵が描かれており、現在市内ではRed,Blue,Yellowのほか、フリーマントルを走るOrangeの4種類に色分けされている。

この4種類のバスはルートが決まっており誰でも無料で乗車ができる。

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こちらがRed

赤い色のレッドキャットは東西を走るルート。街の中心地を縫うように市の東西を走り、アウトレット、ハーバータウン付近のウエストパースまで走っている。

per0330-3               

 ←こちらはREDのバス停

 

                                

per0330-4 *BLUE 青のブルーキャットはパース駅を中心にノースブリッジや、バスポート、キングスパークの下を通る市内を南北に走るライン。

 

 

*YELLOW 

黄色のイエローキャットはバスステーション、パース駅を抜け、ウェリントンストリートを中心に市内の東側を走る比較的新しいキャットバス。

*ORANGE

フリーマントルを走るオレンジキャットはフリーマントル駅からフリーマントルパークを回り、別名カプチーノ通りと呼ばれるメインストリートのマーケットストリート、エスプラネードなど広い地域を移動できる。

“Do you know?”

CATバスは宮崎駿さん監督の日本アニメーション映画「となりのトトロ」に出てきた「猫バス」のモデルとされたらしい。

*TRANSPERTH

パースにはもう一つ親切なシステムがある。トランスパースが運営するバス、鉄道、フェリーを1枚のチケットで利用が可能となる。

料金はゾーンで8つに分けられており希望のゾーンの料金のチケットを購入し、同じゾーン内であれば発行時間から数えて1〜4ゾーンは1時間半、5〜8ゾーンは2時間の間、1枚のチケットを提示するだけで自由に移動することができる。

 



(16:37)

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